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【ブログ】「goo blog」終了へ・・・業界の変遷とSNS時代の波に飲み込まれるサービス

インターネットが普及し始めてから今日まで、情報発信の手段は大きく移り変わってきました。

かつては各自がブログを通して想いや情報を発信し、多くの読者様とコミュニケーションを重ねてきたものですが、近年はSNSやYouTubeの驚異的な台頭により状況は根本から変化しています。

InstagramやX(旧Twitter)、TikTok、さらにはFacebookなど、多彩なSNSプラットフォームが日常に溶け込み、瞬時に大勢と繋がれる魅力から、多くの個人ブロガーが活動の場所をSNSにシフトさせています。

このような環境の変化は、情報発信のスピードと範囲を飛躍的に拡大しましたが、一方でじっくりと記録を積み重ねるブログ文化の衰退という新たな現実をもたらしています。

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1.個人ブログ離れとサービス終了の連鎖

SNSの浸透を背景に、個人ブログの更新停止や閉鎖が相次いでいます。

実際にサブブログとしてアメブロを運営している私も、フォロワー様の動向を振り返ると、この変化が実感できます。

フォロワー様のうち、実に3割近くの方々が長期にわたって更新を停止中・・・。

静かにネットの世界から姿を消す方もいれば、活動の主戦場をSNSへと移されている方も多く見受けられます。

こうした流れは、有名な老舗ブログサービスであるgoo blogの終了からも明らかです。

goo blogは2025年11月18日(火)に幕を下ろし、教えて! gooも2025年9月17日(水)をもってその役割を終えることになります。

記事データの移行支援機能も新たに用意されるとはいえ、多くの人の思い出や歴史が詰まったブログサービスが姿を消すことは、やはり寂しさを禁じ得ません。

私たちは今、個人で発信する拠点のあり方そのものを見直す岐路に立たされています。

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2.ブログにこだわる理由と安定プラットフォームの価値

それでも私がアメブロ、はてなブログというブログサービスに愛着を持ち続けてきたのは、SNSとは一線を画した魅力があるからこそです。

SNSはリアルタイムで情報を多くの人に届けられる大きな魅力があります。

しかし、投稿が時系列で流れてしまうため、後から特定の内容を見返すのは手間がかかります。

また、中傷やトラブルがしばしば発生するのも現実です

一方で、ブログは自分のペースで記事を積み重ね、それをカテゴリーやタグといった整理方法で体系的に管理できます。

この仕組みは、単なる情報発信にとどまらず、「デジタル資産」としてアイデアや知識をストックしやすくします。

そのため、一度書いた内容は自分自身が何度も参照できますし、読者様にとっても関心があるテーマにすぐアプローチできるというメリットがあります。

結果として、自分が一歩ずつ積み重ねてきた経験や知恵が、時間を超えて誰かの役に立ち続ける場となるのです。

アメブロ、はてなブログが長期間にわたり安定して運営されていること、これは検索性や知識の継承という点から見ても非常に大きな安心材料となっています。

サービス終了のニュースが飛び交う中で、安定したブログプラットフォームのありがたみをこれまで以上に実感している次第です。

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3.ネット環境の激変と今後の不安

それでも、過去に存在したYahoo!ブログやLINE BLOG、さらには今回のgoo blogの終了を見ると、どのブログプラットフォームといえども永遠ではないのが現実です。

インターネットの世界は技術の進歩や流行によって急激に変化します。

突然閉鎖という決断が下されても不思議はありません。

そのため「自分は大丈夫」といった油断はできず、日頃から大切な画像や記事、思い出の記録はこまめにバックアップし、もしもの場合にも備えておくことが今の時代には必須です。

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4.なぜ今なおブログに価値があるのか

ブログ最大の価値は、SNSの刹那的な「流れ」とは異なり、自分だけのスペースでゆっくりと情報を整理し、想いを言葉にして積み重ねていけることにあります。

投稿は時系列でもテーマ別でもまとめることができ、過去の自分の発信がいつでも見返せて、必要な読者様のもとにしっかり届けられます。

また、Google検索などを通じて新たな読者様にも発見してもらいやすい点も大きなメリットです。

長年のブログ運営経験からみても、読み返して発見や深い学びがあるのは、やはり蓄積してきた記事や記録たちです。

こうした財産を失わないためにも、ブログは引き続き私の情報発信の「本拠地」であり続けるでしょう。

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5.これからの情報発信者に求められる姿勢

令和の今、個人がネットで発言権を持つことは当たり前になりました。

しかし発信するメディアの選択は、誰もがより慎重に行うべき時代です

サービスの安定性や将来性を見極めること、そして自分のコンテンツを長期的に守るバックアップの習慣を身につけること。

この両輪を徹底しなければ、数年後には自らの情報資産を失うリスクを伴います。

これからも、時代の波に柔軟に適応しつつ、自分らしい情報発信の形を追求し続けたい。

ネット社会の荒波の中、自分だけの「生きた記録」を守り育てるという覚悟とともに、読者様と歩みを進めていきたいと強く感じる日々です。

以上のように、ブログとSNSそれぞれの特性、時代の流れによる変遷、そして大切な情報資産を守る重要性について多角的に掘り下げました。

これからも情報発信の価値が失われることのないネット環境の構築を目指し、皆様自身の発信活動や情報整理の参考として頂ければ幸いです。

最後までご覧頂き、誠にありがとうございました!!

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この記事を書いた人

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