「自分のやりたいことに挑戦したい。でも、仕事や日々のルーティンに追われ、結局どれも中途半端・・・」。
そんな悩みを抱えたまま時間だけが過ぎる・・・。
何を始めても三日坊主、習慣化は自分には無理・・・。
そんな人に希望を与えてくれる一冊があります。
それが井上新八さんによる著書『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』です。
私自身、行き詰まりを感じる日常の中、この本と出会い、続けることへのとらえ方が180度変わりました。
以下では、この書籍がどのように私の価値観や日々の過ごし方を変え、習慣形成のハードルをどれほど下げてくれたかを、具体的なエピソードも交えてお伝えします!!
- 多才で多忙~井上新八さんの生き方に学ぶ~
- 「続ける思考」という具体的メソッドが日常を変える
- 「仕組み化」の大事さ~行動のハードルを極限まで下げる~
- 「続けること」そのものを楽しみに変えるマインドセット
- 習慣化の本質~特別な能力は要らない~
- 「続ける思考」で日常をアップデートしよう!!
- この記事を書いた人
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多才で多忙~井上新八さんの生き方に学ぶ~
本書の説得力を高めている最大のポイントは、著者である井上新八さん自身のライフスタイル。
その多忙かつ充実した日常は圧巻です。
井上新八さんはブックデザイナーとして年間200冊もの本を手掛ける傍ら、読書、映画、ランニングや筋トレ、さらには話題のドラマやアニメ、ゲームにまで幅広く興味を持ってアクティブに生活しています。
たとえば、「どうぶつの森」や「ドラゴンクエスト」シリーズでも彼は単なるプレイヤーにとどまらず、日々コツコツとゲーム世界を作り出し、ダンスの練習をし、ブログの更新も欠かさず、多趣味でエネルギッシュな生活を楽しみ尽くしています。
SNSまで発信する徹底ぶり・・・。凄すぎる!!
驚かされるのは、井上新八さんがこの忙しさを「苦労」や「努力」ととらえるのではなく、日常の中に組み込み、そのプロセス自体を楽しんでいることです。
その姿勢は本を読むだけでなく、生活全体をポジティブにとらえるヒントも私たちに与えてくれます。
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「続ける思考」という具体的メソッドが日常を変える
本書で何より印象的だったのは、「小さな行動の積み重ね」が大きな成果へと繋がるというシンプルで力強い理論です。
これは決して新しいアイディアではありませんが、続けることに対する心理的なハードルを下げ、誰にでも「できそう」と思わせる親しみやすさがあります。
井上新八さんは「まずは初めの一歩を軽くする」重要性を強調します。
大きな変化をいきなり求めるのではなく、まずは5分だけ頑張ってみる、たった1行だけ日記を書く。
そうした「最小単位の行動」を始めてみることの大切さを、具体例を交えて紹介しています。
私もそのアドバイスに従い、長年積ん読状態だった「あつまれどうぶつの森」のグッドモーニング島というサブ島再開発を決意。
無理のない範囲から、毎朝5分だけ水やりや島クリエイトを行うルーティンを始めました。
不思議なことに、「完璧な結果」を求めるストレスから解放され、むしろ小さなことの積み重ねが日々の楽しみとなり、やがてアイデアも少しずつ湧いてくるようになりました。
井上新八さんもゲーム内のキャラクター「ララミー」に毎日プレゼントを贈る小さなルーティンを何年も継続し、それを楽しい習慣に変えているエピソードを綴っています。
やる気や気分に左右されず、日常の中に「行為」そのものを取り込む工夫が、継続には不可欠なのだと実感しました。
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「仕組み化」の大事さ~行動のハードルを極限まで下げる~
井上新八さんが徹底して語るのは「仕組みの作り方」です。
意思の力任せにしない、やる気頼りにしない。
たとえば、ブログを毎日更新するのが難しいなら、最初は「1日1行」を目安にしてみる。
ランニングも最初は「家を出て1分だけでも走ったら成功」とルールを決める。
心理的なハードルを下げるためには、自分の性格や生活リズムに合わせたダウンサイジングが効果的だということを実感しました。
この工夫は職場でも非常に役立ちます。
タスク管理やプロジェクト進行、企画書執筆、さらには資格勉強の継続にも応用可能です。
どんなに小さい行動でも「今日もできた」と自覚することが自信につながり、「私は続けられる人間だ」という自己認識を徐々に変えていきます。
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「続けること」そのものを楽しみに変えるマインドセット
多くの人が「やるべきこと」と「やりたいこと」の両立に悩み、そのせいで実際にはどちらも中途半端になりがちです。
しかし井上新八さんの考え方では、どちらも同じ方法論で「続ける工夫」を生活に取り組んでいけば、両立できる可能性が広がると説きます。
しかも「絶対に毎日やらなきゃ」と自分を追い詰めるのではなく、習慣化したい行動自体を楽しみにしてみる。
1日5分でも水槽や観葉植物を眺める、簡単な筋トレやストレッチを生活の一部に取り込むことで、心にも時間にも余裕が生まれます。
さらに「完成や成功」だけをゴールとするのではなく、「プロセスの中にこそ面白さや意味がある」という観点が根付いているのも、井上新八さん流の特徴だと思います。
私も島クリエイトや日々のブログ執筆を、最終的な完成よりも「毎日少しずつ変化する過程」を楽しめるようになりました。
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習慣化の本質~特別な能力は要らない~
私がこの本から受け取った最大のメッセージは、「習慣化は特別な才能がなくても誰でもできる」ということです。
ポイントは「日々のちょっとした行動」を見つけ、それを無理なく、楽しみながら生活に溶け込ませること。
やらない理由を手放し、ほんの少しでも動き続ければ、自然と結果がついてくる。
焦らず、競わず、自分のペースで日々を組み立て直すことの大切さを、井上新八さんは実体験とともに力強く教えてくれます。
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「続ける思考」で日常をアップデートしよう!!
この本の魅力は、小手先のノウハウだけでなく、忙しい中でも
と願う全ての人への具体的で慧眼なアドバイスが詰め込まれている点にあります。
私自身、三日坊主を繰り返す不甲斐なさに悩んでいたとき、「続けること」そのものを目標から喜びへ転換する思考法に救われました。
大げさな準備や特別な才能は必要ありません。
1日5分だけでも好きなこと・やるべきことに触れてみる。
時には白湯を飲みながらのリラックスタイム、1日10回だけのスクワット、1行だけのブログ。
積み重ねた「小さな成果」は必ずや自己肯定感となって返ってきます。
井上新八さんの「続ける思考」は、人生をもう一度、自分の手で微調整していく勇気とヒントをくれる一冊。
これからも私はこのメソッドを活かし、仕事も趣味も人生も、より豊かにアップデートしていきたいと思います。
読んで損はありません。
あなたもぜひ、井上新八さんの思考法を日常に取り入れ、やりたいこともやるべきことも、自分らしく続けてみませんか?
最後までご覧頂き、誠にありがとうございました!!
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