
非常に強い台風7号(アンピル)は、ゆっくりと北上し、関東甲信・東北地方から徐々に離れていきました。

しかし、台風本体は遠ざかっても太平洋側を中心に湿った空気が流れ込み、不安定な天気が続いています。
ニュースやSNSでも、各地の大雨や強風の様子が繰り返し伝えられ、街のあちこちには交通網の乱れの爪痕が残っていました。
そんな中で迎えた、普段とは少し違う朝。

慌ただしく身支度を整え「朝マック」を手に、どんよりした曇り空の下、会社へと向かいました。
交通機関の乱れに身構えつつ、どこか落ち着かない心持ちで出勤したものの、突如「安全確保のため自宅待機」との連絡が入ります。
急遽自宅へと戻り、さらには臨時休業の知らせまで届き、ぽっかり空いた貴重な時間を手にしたのです。
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1.非日常から生まれる贅沢な時間

忙しない毎日に追われていると、つい見落としがちな「自分の時間」。

テーブルでゆっくり朝食を取り、好きなコーヒーを飲む。
こうした平凡にも思える体験が、嵐の余韻に包まれた静けさの中で一際尊く感じられました。
日中は前から読みたかった本に没頭し、合間に筋トレやストレッチで体をほぐすなど、心身をリフレッシュ。
さらに、自分の感じたことや台風後の街の様子をアメブロに綴り、久しぶりに「自分の時間」をたっぷり楽しむことができました。
時折吹きつける激しい雨風もありましたが、大きな被害もなく無事に過ごせたことに、心の底から安堵しました。
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2.息を吹き返す街と人々の声

翌朝、青空が街を明るく包み込み、昨日の嵐が嘘のように澄んだ空気が広がっています。
何事もなかったかのように活気を取り戻した人々。
「期待したほど酷くならなかったね」「結局騒ぎすぎだったよね」といった、どこか拍子抜けした声が聞こえてきます。
しかし、「何もなかった」というこの状態こそが、奇跡と言っても良いほど幸せなのです。
行政の防災体制や交通インフラを整備する方々、警報発令に夜を徹して備える人々の存在を、少し遠いものとして感じているのかもしれません。
彼らが見えないところで努力し、前もって対策を打ってくれているからこそ、大きな被害が回避されている。
静かに感謝したいと心から思います。
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3.当たり前の陰にある努力と支え

平穏な朝を迎えられることの背後には、多くの見えない支えが息づいています。
こうした方々の「もしも」への備えや、日々の心がけが、私たちの当たり前を創り出しているのです。
今回の台風で被害を免れたからこそ、その背後にある心遣いや努力を再認識し、いつもの日常を与えてくれる人々や仕組みに、感謝の気持ちが湧き上がりました。
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4.台風一過と、移り行く季節
嵐が過ぎ去った翌日は、まるでキャンバスに描かれたかのような青空が広がり、焼け付くような夏の強烈な日差しが戻ってきました。
少し汗ばみながらも、気持ちを切り替えて近所の公園を散歩。

ツクツクボウシの賑やかな声が降り注ぎ、時折そよぐ風の中に、かすかな秋の気配を感じます。
季節の移ろいは、私たちの日常にも絶えず変化をもたらします。
嵐であれ晴天であれ、この瞬間瞬間を大切に味わいながら、日々を生きていきたい。
ふと足を止めて空を見上げると、厳しい夏の記憶の隙間に、少しずつ秋の色合いが混ざり始めていました。
何もない穏やかな1日に、心から「ありがとう」とつぶやきたくなる、そんな台風一過でした。
こうして、非日常の中で改めて気づく「ありふれた日常の幸せ」と「見えないところで守ってくれている人々への感謝」。
これらの思いを胸に、日々の一コマ一コマを丁寧に綴り、発信していきたいと思います。
今この記事を読んでくださっている皆様にも、平穏な毎日が続くことを心から願っています。
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