世界中のトレーナーと気軽に交換できるGTS・マジカル交換。
残念ながら外部ツール・バグを利用した改造・コピー個体も少なくありません。
交換したポケモンが実は改造・コピー個体だったということも・・・。知ってか知らずか『オンライン対戦』『テラレイドバトル』で使用するトレーナーもおり、深刻な問題になっています。
本日は自身の経験を踏まえ、改造・コピーの見分け方をご紹介します。
あくまで疑われるポケモンであり、必ずしも改造・コピーとは限りません。また、確実に判別できるものでもありません。
それを踏まえた上でお読みください。
改造・コピーが疑われるポケモンの特徴
親名・トレーナー名・ポケモンのニックネームが『〇〇.com』『〇〇.tv』
改造配信者・業者が宣伝・誘導のために親名・トレーナー名・ポケモンのニックネームを利用している個体です。
ほぼ100%改造ですので、交換が成立してしまった場合即逃がしましょう。
色違いで6V(すべての能力が『さいこう』)、逆6V(すべての能力が『ダメかも』)、A0・S0の理想個体
通常色の理想個体(孵化余り)をGTSに預ける、マジカル交換に出すことは十分考えられます。
ただし、色違いで理想個体、または逆6V個体は改造を疑ったほうが良いでしょう。最も確率の高い国際孵化で1/16,384(『ひかるおまもり』あり)です。
仮に産まれたとしても、貴重なポケモンをGTS・マジカル交換に利用するのは考えにくいです。
また、オーガポンやテラパゴスのように性格・個体値固定のポケモンも存在します。
例えばオーガポンは『さみしがり』固定。
3V(HP・こうげき・すばやさが『さいこう』)ですが、それ以外の性格・個体値であれば改造です。
そもそもストーリーで1匹しか入手できない伝説のポケモンがGTSやマジカル交換に大量に流出することは考えにくいので、
上記ポケモンはすべて改造。そのくらい厳しい目で見て良いと思います。
出会った場所・Lvがおかしい
意外と見落としがちな点。
伝説のポケモンは徘徊系を除き、特定の場所で出現します。
『〇〇道路でLv1のときに出会った』など、本来出現しない場所・Lvの個体は改造です。野生ポケモンも同様。
あかし・リボンの有無
本来付いているはずのあかし・リボンがない。付けられないあかし・リボンが付いている。
またあかし・リボンを大量に持っているポケモンも限りなく黒に近いグレーです。リボンコンプを目指すトレーナーは少なくありませんが、GTS・マジカル交換に利用するとは考えにくいです。
プレシャスボールに入っている(GTS)
プレシャスボールのポケモンは一部(『ポケセンのコイキング』)などを除き、クラシックリボンなどの効果でGTSに預けることができません。
現在、プレシャスボールが存在しないポケモンたちも出回っているので必ず確認しましょう。
一覧に同じ、または似たような個体が並んでいる(コピー)
判別が非常に難しく、正規と思われる個体に紛れていることも珍しくありません。
上記のように『ポケモンを探す』『求められているポケモン』で検索すると稀に同じLv、性格、特性のポケモンが立て続けに表示されることがあります。
同じタイミングで預けるポケモン、求めているポケモンが完全一致するとは考えにくく、さらに色違いガオガエン。このような場合はコピーを疑いましょう。
とくせいパッチ、マスターボールなど貴重な『道具』を持っている(マジカル交換)
色違いが送られてきたと思ったら、『とくせいパッチ』『マスターボール』など貴重な『道具』まで持っていることがあります。
改造の場合、個体値も6Vである場合が多いので確認しましょう。
改造と間違えやすいポケモン
GTSでLv20のグラードンやカイオーガを見たけど怪しくない?もしかして改造?
『Pokémon GO』マークがついていれば正規個体の可能性が高く、サーバー上にデータがあるため改造は不可能、比較的安心です。
ただし、一度『Nintendo Switch』に送ってしまえば改造・コピーは可能ですので、その点は注意しましょう。
『Pokémon GO』では主に『伝説レイドバトル』で伝説のポケモンをゲットしますが、出現ポケモンはすべてPL20、天候ブースト下ではPL25になります。
『ポケットモンスター』シリーズに送るとPL=Lvとなり、PL20でゲットした場合、Lv20になります。
こちらも一見改造を疑われそうな色違いLv5カイリュー。
正真正銘正規個体です。
『Pokémon GO』では特定の条件で進化するポケモンを除き、PLではなく『アメ』を使用して進化させます。
ミニリュウの場合、ハクリューに進化するためには『ミニリュウのアメ』25個、カイリューに進化するためには『ミニリュウのアメ』100個が必要になり、『アメ』があればPLに関係なく進化させることができます。
今回のカイリューは『コミュニティデイ:ミニリュウ(復刻)』でゲットした個体。進化した時点でPL5だったのでLv5となります。
ワタルもびっくりですよね。
このように『Pokémon GO』では『ポケットモンスター』シリーズでは出現しないPL(Lv)で入手可能なポケモンが存在するので、Lvだけを見て改造の判別はできません。
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まとめ
疑わしきポケモンは即逃がすことを推奨します。
改造・コピーの横流しを同罪と考えるトレーナーもおり、信頼を失いかねません。
ウイルスのように改造ポケモンを入手してしまうとデータが壊れる、セーブデータが消えるという噂もあります。
しかし、改造・コピーが大量に出回っている環境で、そのような報告がほとんどないことから危険性は極めて低いと考えます。
対策は・・・
便利な機能なので今後の対策に期待するとともに、改造・コピーに手を染めるトレーナーがひとりでも多く減ることを願っています。